平成27年2月21日にお亡くなりになられました坂東三津五郎先生を偲んで心からお悔やみを申し上げます。
「久留米ちくご大歌舞伎」は人間国宝、故中村又五郎丈の監修指導により着実にこの久留米の地に根付き、6年前からは歌舞伎はもとより 「屈指の踊りの名手」と名高い 坂東流・家元「坂東三津五郎先生」にご指導を頂いておりました。 毎年、秋に開催される「久留米ちくご大歌舞伎」公演前には必ず来久され、出演者に直接ご指導をされるなど、厳しいご指導のなかにも温かくて 優しいお人柄が感じられ、改めて歌舞伎の魅力を感じつつも歌舞伎への距離感をも近づいたような・・・そんな思いがありました。 このままいつまでもお元気でご指導くださるものと思っておりましたが残念でなりません。今まで先生に熱心にご指導頂きましたこと、心より感謝申し上げますとともにご冥福をお祈り申し上げます。 「久留米ちくご大歌舞伎」実行委員会 委員長 松島健夫