口上(こうじょう):久留米シティプラザ ザ・グランドホールでの杮落し公演です。久留米ちくご大歌舞伎代表の口上をお楽しみください。
歌舞伎いろは講座(かぶきいろはこうざ):歌舞伎を知りたいという方に… わかりやすい講座です。
菅原伝授手習鑑 車引(すがわらでんじゅてならいかがみ くるまびき):見事な歌舞伎化の好例。舎人の桜丸、梅王、松王は三つ子の兄弟。梅王と桜丸が身の不運を嘆く所に吉田社参詣の藤原時平の車が来かかる。二人はそれを阻もうとして時平の舎人松王と争う。
歌舞伎十八番の内 勧進帳(かぶきじゅうはちばんのうち かんじんちょう):義経主従が頼朝の追求を逃れ陸奥へ落ちのびるために加賀の国安宅の関にさしかかったときの事。関守富樫左衛門の厳しい取調べにあうが、弁慶の機知・忠誠により関所越えをする。
白浪五人男-稲瀬川勢揃いの場-(しらなみごにんおとこ):本題名「青砥稿花紅彩画」白浪(泥棒)物を得意とした河竹黙阿弥の代表作。大泥棒が仲間とともに捕手に追われ、桜満開の稲瀬川を背に、思い思いに名乗りをあげ、真っ向から勝負に臨む。
久留米ちくご版 女暫(くるめちくごばん おんなしばらく):「樺冠者範頼」の御台「福子」が高位高官の冠装束を身に着け、祝宴
会場に現れ、傲慢無礼な態度をとる。と、そこに「暫」「暫」の掛け声とともに、「巴御前」がさっそうと現れ、悪行を懲らしめる。今回は、久留米ちくご大歌舞伎版「女暫」という形で演じます。